アウトドア

日高山脈襟裳十勝国立公園について

日高山脈襟裳十勝国立公園

令和6年6月25日に、国内で35番目の国立公園として、「日高山脈襟裳十勝国立公園」が新たに指定されました。

帯広市をはじめとした十勝、日高管内13市町村にまたがる「日高山脈襟裳十勝国立公園」は、北海道中央南部に位置し、
氷河の作り出した地形や日本唯一の地質がみられるほか、北海道を代表する野生動植物が多く生息しています。

公園区域は25万2千ヘクタール、陸域では国内陸域最大の広さを誇る国立公園です。
国立公園の指定にあたっては、日高山脈が内陸部から海まで延々と連なる雄大さと、その一帯が原生的な自然状態を保ったまま、
国内最大のまとまりをもって存在することが、我が国を代表するに足る傑出した自然の風景地であると評価されました。

十勝での楽しみ方ガイド"

01 キャンプ

ポロシリ自然公園

雄大な十勝幌尻岳(1,846メートル)を仰ぐポロシリ高原は、四季の移ろいをまるごと感じられる自然空間です。
一歩足を踏み入れると、川のせせらぎや野鳥のさえずり、さわやかな風、自然の花々が私たちを迎えてくれます。

キャンプフィールド モバイルハウス住箱 拓成パークゴルフ場

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド

株式会社スノーピークが指定管理者として運営するオートキャンプ場です。ふかふかの芝生と充実した設備が好評で、快適に過ごせるよう温水洗浄便座やシャワーも設置しています。レンタル品も充実しており、初心者でも気軽にアウトドアを楽しめます。日ごろの喧騒を離れ、自然いっぱいのキャンプ場で、ゆったり過ごしませんか。

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十勝幌尻(ポロシリ)岳

十勝ポロシリ岳

十勝幌尻岳は国指定名勝ピリカノカの八番目の構成資産として追加指定されました。ピリカノカとはアイヌ語で「美しい・形」を意味し、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地群を総称するものです。

02 釣り

帯広市には十勝川や札内川をはじめ、数多くの釣りスポットが存在します。特に、大雪山系から注ぎ、200以上の支流を持つ十勝川は、人の手が入らず人工物のない支流もあり、手付かずの自然を楽しむことができる貴重な場所となっています。自分だけの釣りスポットを見つけることができるのも、十勝・帯広ならではの楽しみ方のひとつです。

釣れるさかな

ニジマス ヤマメ アメマス

03 サイクリング

広大な十勝平野が広がるとかち・帯広は、冷涼な気候やどこまでも続く”まっすぐな道”などサイクリングに適した多くの自然環境を備えています。また、北海道の国道で最も標高が高い三国峠などの山岳ルートや、太平洋に面した海岸ルートもおすすめです。

サイクリングシーズン

帯広の平均気温

帯広市の月別平均気温を見ると、5月~10月がサイクリングに適していると言えます。7月・8月は猛暑日となる日もあるため、注意が必要。また、春先~秋口には朝晩の冷え込みが激しくなることもあるため、防寒具の準備を忘れずに。

自転車の活用

サイクリング

とかっちゃ

シティサイクルはもちろん、折り畳み自転車、電動アシスト自転車、クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなど、目的に合わせた自転車をレンタル!

レンタサイクル「とかっちゃ」

帯広市内から近い場所で
気軽にサイクリング&観光

サイクリング

帯広市自転車活用推進計画

安全・安心な自転車利用の普及啓発や多様なサイクルスタイルの支援など、地域の魅力を活かしたサイクルツーリズムを推進しています!

帯広市自転車活用推進計画について

幅広い分野での
自転車の活用と安全な利用を推進!

サイクリングコース

トカプチ400

「トカプチ400」は、帯広市を起終点に、北は上士幌町、南は大樹町までを8の字に結んだ延長403キロメートルのサイクルルート。雄大な十勝の景色を存分に感じられるサイクルルートとなっています。

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国土交通省の
「ナショナルサイクルルート」に指定!

岩内トレイル

紅葉の名勝として知られている岩内仙峡内に設置されたトレイル。散策やランニングはもちろんのこと、自転車での走行も可能。豊かな自然に囲まれながら、四季折々の変化を体いっぱいに感じられるトレイルです。

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岩内仙峡内に設置された
自然を活かしたトレイルコース!

観光

愛の国から幸福へ

1973年(昭和48年)、テレビ番組の特集で紹介されたことをきっかけに、愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」の
キャッチフレーズとともに全国的に広く周知され、十勝・帯広に一大観光ブームを巻き起こしました。

愛国駅
愛国駅の風景

交通記念館として、当時使用していた切符、パネル、SLを展示しています。駅舎前の「幸福ゆき」切符を型どったモニュメント前は、絶好の撮影スポットです。また、記念館を含む周辺は公園として整備されており、ハート型の噴水、遊具、バーベキュー小屋などが設置されています。

愛国駅の歴史

1929年(昭和4年):旧国鉄広尾線帯広駅~中札内駅間開通に伴い開設。

1979年(昭和54年):コンクリート造の駅舎へ改築。

1987年(昭和62年):旧国鉄広尾線の廃線に伴い廃止。

幸福駅
幸福駅の風景

現在では駅舎、板張りのプラットホーム、ディーゼルカー2両が当時の面影を残しながら展示されており、交通公園として親しまれています。「幸福」という縁起の良い名称から、カップルを中心に現在も年間10万人以上の観光客が訪れる帯広市を代表する観光スポット。売店で購入できる「幸福ゆき」切符が幸せのお守りとして人気を誇っています。

「KOFUKU BASE」
幸福駅に併設されたこのカフェでは、幸福をイメージしたピンクのソフトクリームを始め、十勝産食材を使用した軽食やドリンクが楽しめます。

幸福駅の歴史

1956年(昭和31年):旧国鉄広尾線に開設。

1987年(昭和62年):旧国鉄広尾線の廃線に伴い廃止。

2013年(平成25年):「古くて新しい」をコンセプトに、駅舎とその周辺を交通公園・ふれあい広場としてリニューアル!

2016年(平成28年):台湾の合興駅と友好駅協定を締結!

庭園

真鍋庭園
真鍋庭園の風景

日本初のコニファーガーデン。日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園3つのテーマで構成されている回遊式ガーデンです。約25,000坪にも及ぶ庭園の中には、北ヨーロッパ、カナダなどから輸入された北方系外来樹種、園芸樹種が何百種もあり、樹木生産・デザイン・造園・管理の全てを自社で行う、唯一の植物見本園です。開拓以前から残る貴重なコレクションは見応えあり!

真鍋庭園の歴史

1896年(明治29年):開拓時代に入植した初代が林業を始める。

1931年(昭和6年):2代目が寒冷に強い庭木生産を始める(真鍋庭園の創業)。

1966年(昭和41年):3代目が庭園の一般公開を開始。

2016年(平成28年):開園50周年を迎える。

真鍋庭園HP
紫竹ガーデン 紫竹ガーデン

約18,000坪のガーデンには、22のテーマガーデンが点在。季節を通して約2500種の花々が次々に咲き、5月~6月には、10万本ものチューリップが咲きほこります。レストラン、ショップ、ログキッチンでおいしい、楽しい体験も。訪れるたびに、新しい発見があるガーデンです。

紫竹ガーデンHP
十勝ヌップクガーデン 十勝ヌップクガーデン

和風庭園、洋風庭園、自然林があり、四季折々の花や水車、滝を楽しむことができる約12,000坪の手作り庭園。湧水の流れる川は心地よい音色を奏で、池ではニジマスや、イトウ、錦鯉が悠々と泳ぐ姿をご覧いただけます。滝の上は展望台となっており、ガーデンを見渡すことができます。

十勝ヌップクガーデンHP

帯広の自然

自然を楽しむ

緑ヶ丘公園

緑ヶ丘公園の歴史

1929年(昭和4年):かつての十勝監獄の用地解放により開設。
当時公園開設に奔走した帯広町議会議員、小泉碧(みどり)の名にちなんで命名。

1958年(昭和33年):野草園開園。

1963年(昭和38年):おびひろ動物園開園。

1964年(昭和39年):帯広市児童会館開館。

1981年(昭和56年):400mベンチ完成(当時、世界一長いベンチ)。

1982年(昭和57年):帯広百年記念館開館。

1991年(平成3年):北海道立帯広美術館開館。

1998年(平成10年):みどりと花のセンター開館。

緑ヶ丘公園

帯広市を代表する総合公園です。50.5ヘクタールを超える広大な敷地には美術館、帯広百年記念館などの文化施設があるほか、ユニークな遊具がそろう「児童遊園」、パークゴルフ場・テニス場、記念碑や文化財などがあります。園路も充実しており、散歩やジョギングにも適した公園です。2013年(平成25年)には、公益社団法人日本造園学会北海道支部が主催する、第4次「北の造園遺産」に認定されました。北の造園遺産は、優れた造園的価値を持ち、次世代のランドスケープ形成に役立つ、重要な遺産であることが認められたものです。

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おびひろ動物園 風景

飼育体験イベント、学習イベントも開催され、動物とのふれあいができる動物園。観覧車やメリーゴーランドなどの遊具施設もあり、家族で楽しめます。ばん馬とふれあえる「馬ふれあい舎」や「新キリン館」も新設されました。

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帯広市野草園 風景

十勝開拓以前からの原風景が残る43,530㎡の園内には、82科約375種の野草が自生しています。季節によって姿を変える植物が観察でき、市民の散策コースにもなっています。

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帯広の森(はぐくーむ) 風景

帯広の森は約406.5ヘクタールの面積を持ち、延長約11キロメートルにわたる都市公園です。はぐくーむでは、間伐体験を始め、自然観察、木工などのイベントが行われています。

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八千代公共育成牧場 風景

十勝幌尻岳の麓に位置している公共牧場。5月中旬から10月下旬の間、乳牛・馬等が放牧・育成されています。研究施設では、畜産物の加工体験や地域の食文化に触れることができ、家族連れで楽しむことができます。

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農業体験

大地の恵みをからだ全体で味わう!
旬な食材を収穫して、新鮮な味をその場で堪能!

風景
帯広市都市農村交流センター

市民に農地の貸付を行う市民農園や、未就学児及び小中学生を対象に播種や収穫作業を体験してもらう学童農園があります。管理棟のサラダ館には地場農畜産物をメニューに取り入れたレストランがあるほか、農産物・工芸品の加工室などを完備しており、草木染めやパン・ケーキ作り、押し花などの体験ができます。さらに、地元の農家が野菜を販売する野菜市も開催されています。

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帯広市公式
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