ABOUT HAMANAKA
釧路市から東に約80km、太平洋に面した浜中町は、豊かな自然と歴史が息づく町です。一次産業が基幹産業で酪農や漁業がとても盛んです。霧多布湿原は、広大な湿原にタンチョウやエゾシカが生息する、北海道屈指の自然景観スポット。霧多布岬からは、断崖絶壁と太平洋の雄大な景色を堪能できます。
AREA OF HAMANAKA
自然とともに、生きる町
酪農と漁業が盛んな浜中町は広大な自然を有しています。6kmにも及ぶ海岸と大自然が創りあげた奇岩・岩・絶壁、大小の島々などが比類のない景観を呈しています。霧多布湿原は3,168haの広さで、令和3年3月30日に国定公園として指定された厚岸霧多布昆布森国定公園にも含まれており、春・夏にかけて咲き誇る草花は数百種を数えます。「わがふるさと」は道東地域屈指の自然に囲まれ、広大な酪農地帯も含め、環境の保全に努めています。浜中町の豊かな自然は、ここに暮らす人々の誇りであり、次世代に継承すべき財産です。
HAMANAKA PRIDE
Agriculture
and
Fisheries
Agriculture
町内で生産される生乳は、ハーゲンダッツアイスに使用されるほどの質の高さで知られています。各酪農家は、牛舎を清潔に保つことと、牛の健康管理に徹底した取り組みを行っており、定期的な健康診断によって、病気の早期発見・早期治療に努めています。そして牛たちは、広々とした放牧地で自由にのびのびと動き回り、ストレスが少ない環境で育つことで、良質な生乳を作り出すことができるのです。
北からの寒流が運ぶ海霧が、夏でも涼しい18℃前後という、牛たちにとって理想的な環境を作り出す浜中町。海辺の牧場は、まるで楽園のような心地よさです。1頭1頭の体調に合わせて量や配合を調整した、潮風を存分に受けて育った海のミネラル豊富な牧草を中心にしつつ、配合飼料で栄養バランスを整え、そうして育った牛から搾られるのが、浜中町自慢の牛乳。一口飲めば、まるで海風と草原の香りが口いっぱいに広がるような清涼感です。
浜中町農協は、2002年に全国で初めてトレーサビリティを確立し、生産履歴が明確化されています。もともと、「感覚」から「分析」へと酪農の質を高める方針を掲げていたこともあり、1981年には単独農協として初めて「酪農技術センター」を設立していました。農協と酪農家が一丸となって、土壌、飼料、生乳を分析し、良質な牧草づくり、栄養満点な飼料、健康な牛の飼育を実現したことで、安心安全な牛乳を安定的に届けられるようになっています。
ハーゲンダッツジャパンの設立時にハーゲンダッツ社の技術者が選んだのが浜中町の生乳でした。その理由はアメリカ並みに牧場の段階から管理されている生乳は浜中町にしかなかったからです。浜中町農協は1981年に酪農技術センターを開設し、生乳の生産に関わる情報をデータ化し分析しています。乳牛の管理のみならず、牧草や土壌の成分もデータ化し管理しています。こういった生産に対する徹底された管理が、選ばれた大きな理由です。
ハーゲンダッツと同じ原料を使った、濃厚なのにすっきりとした味わいのソフトクリームが、コープはまなかで味わうことができます。これは北海道内でもほぼお目にかかれない希少なソフトクリーム。道内外からこのソフトクリームを求めて訪れるファンも多く、まさに絶品のおいしさです。また、味が変わってしまうからという理由で、販売期間を4月下旬〜10月下旬に設定しています。
Fisheries
味も見た目も一級品として高い評価
浜中町の沿岸地域は良質な昆布が育つ環境でその昆布を餌にするうににとって最適な場所と言えます。それ故に、育つうにの質も高く、漁が盛んに行われています。旬を迎える6月から8月は、甘みと濃厚な味わいが特徴で、磯の香りが口いっぱいに広がります。しかし、天然資源のため漁獲量に限りがあり、市場に出回る量も少ないため、希少価値の高い食材となっています。
「浜中養殖うに」は、全国屈指の高級食材として知られています。 養殖かごの中で良質な昆布を与えて稚うにから約3年かけて育てられたエゾバフンウニは、濃厚な甘みと深い味わいが特徴です。天然昆布のみを餌とすることで、雑味がなく、ウニ本来の旨味が凝縮されています。GI(地理的表示)登録もされており、誰もが認める特産品です。
全国水揚量の1割を占める
大平洋沿岸67kmにも及ぶ沿岸域で生産される昆布は、全国水揚げ量の1割を占めています。浜中昆布は、長昆布、厚葉昆布、猫足昆布の3種類が代表的なもので、それぞれ旬の時期や味わいが異なり、用途に合わせて使い分けることができます。
地域経済活性化と雇用拡大を目指し、浜中町は地域産業の振興に力を入れています。創業・事業継続支援補助金や地域活性化促進奨励補助金など、多様な支援制度で事業者をサポートしています。浜中町は、地域事業者と共に歩むことで、未来を拓く挑戦を応援しています。
新たに農業経営を目指す方への支援制度として各種支援制度を設けております。要件を達成することで奨励金や利子補給を受けることができます。
農業後継者の育成支援を推進するため、「浜中町農業後継者就業交付金事業」を施行。新たに学校卒業後、就業した場合や、町外からUターンなどで後継者として就業した場合に、交付金を支給します。
新規卒業就業者等およびUターン就業者等に交付金を交付し、本町の漁業の振興と後継者不足の解消および定住の促進を図ります。
事務所増改修・改修、事業用備品購入を町内業者に依頼すれば、費用の一部を補助いたします。商工業の振興と活性化を目的に、町内経済の活性化を支援します。
浜中町内で新たに起業される方が「事業所の新築や改修」、「設備・備品の購入」などを町内業者に発注して行う場合の費用の一部に対して補助金を交付して支援いたします。
Attractions
変化に富んだ景観に溢れる浜中
湯沸岬灯台は、断崖絶壁が続く、太平洋に突き出た岬に建つ灯台で、その雄大な景観が特徴です。北海道で最も明るい灯台の一つであり航海の安全を守っています。また、映画「ハナミズキ」やドラマ「Eye Love You」のロケ地としても有名です。
一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施している『恋する灯台プロジェクト』で、晴れの日も嵐の日も大海原を照らす灯台の姿は未来に進む2人の道標であり勇気を与えてくれます。そんな灯台をロマンスの聖地として「恋する灯台」と認定しています。
Activity
自然のありのままに浸る
Animation
霧多布湿原やアゼチの岬など、
その風景は多くの人を惹きつけ、
あの主人公が見たかもしれない景色を
ルパンはどこだ!
「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチ氏の生まれ故郷である北海道浜中町。 マチのあちらこちらには、作品に登場するキャラクターの出没スポットが多数!また彼らが勢揃いしたオリジナルラッピングの列車やハイヤーが運行するなど、見どころ満載の『宝島』です。
ジブリ作品の「思い出のマーニー」で、主人公がボートを漕ぎ洋館へとたどり着くシーンが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。ボートで渡ったあの沼は浜中町の「藻散布沼 」がモデルと言われています。霧深く曇りが多い浜中町の気候が作品イメージと合致していたことからモデルに選ばれました。作中で二人が出会い、ともに時間を過ごしたこのスポットを訪れてみませんか。
どこか懐かしく親しみを感じる街並みと雄大な自然の中で、子どもも大人ものびのびと過ごせる暮らしやすさが浜中町にはあります。そんな浜中町は制度面でも充実しています。素敵な「はまなかのくらし」を覗いていきませんか?
多様なニーズに応え、子育ての不安感や負担の軽減に向けた子育て支援サービスの充実に努めます。児童虐待の防止、ひとり親家庭、障がい児や家族への支援など各種サービスを進めます。
子どもや親を取り巻く生活環境の整備、交通安全、防犯に取り組みます。教育の充実とともに、家庭や学校、地域社会の連携の下、子どもの健全育成を推進します。
母子保健事業、相談体制の充実などにより、子どもを慈しみ育てる環境づくりを進めます。乳幼児から思春期までの食育や、子どもたちを対象とした保健事業の充実に努めます。
ファミリー・サポートとは、育児の援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(サポート会員)の相互援助活動です。 たとえば、保護者の方が急用や病気などで困ったとき、少しの間子どもを預かってほしいときなど、ゆとりを持って子育てができるように、育児に関する相互援助を地域で行う、いわば「有償ボランティア」です。
家事・育児に対して不安又は負担を抱える子育て家庭及び妊婦並びにヤングケアラー等がいる家庭の居宅を訪問支援員が訪問し、安心して子育てができるよう、家事・育児における必要な支援を行います。
お子さんの成長記録や予防接種スケジュールの管理などが行えます。また、子育て世代包括支援センター(福祉保健課健康推進係)からのお知らせや情報が、アプリを通して届きます。
高校生世代までの医療費が完全無料です。
町内の小・中学校に入学する予定で条件に該当し、受付期間中に申請すると就学援助の新入学学用品費が入学前に支給されます。(詳しい条件などは、さらに詳しくをクリックし詳細をご確認ください。)
看護師、准看護師、保健師、助産師及び歯科衛生士として将来浜中町で勤務しようとする方を対象に、就学資金を無利子で貸付を行います。浜中町での勤務が3年経過すると貸付の返還を免除します。
住民福祉の維持・向上を目的に、社会福祉士、介護福祉士、保育士として町内の福祉施設または行政機関等に勤務しようとする方を対象に、修学に必要な資金の一部を貸付します。
霧多布高校では、平成25年度より、地域の歴史、文化、資源について教科を超えて深く学ぶ学校設定教科・科目「浜中学」を開講しました。従来の理科・社会科の選択科目や総合的な学習の時間を発展させ、教科縦断的・横断的な取り組みで、より実践的な学びを実現します。地域に根差した学習を通して、主体的な学びを育むとともに、地域への愛着を深めることを目指しています。
自分が住む郷土の環境や産業など浜中町の魅力を理解する。
第1学年で得た知識をもとに浜中町における課題を探求し、解決する方法を探る。
浜中町の魅力や課題解決策等を発信したり、地域の研究成果をまとめたりする。
自分が暮らす町を知ること・
課題解決能力や情報発信力を
町全体で盛り上がる!
町民のスポーツへの参加意欲を高め、その生活習慣化を促進し、積極的な健康づくりを推進するとともに、スポーツを通して町民の連帯性を培います。明るくたくましい精神の涵養を図ることを目的として、毎年『浜中町民体育祭』と銘打って各種競技会を開催しています。
自然災害リスクに対する地域社会の強靭化を行うために策定された計画です。
【備えるべき目標】
迅速な復旧・復興等
(防災マップ・ハザードマップ)
迅速な復旧・復興等
(防災マップ・ハザードマップ)
もし巨大地震が起きたら。
冬の夕方に千島海溝での巨大地震に伴う大津波が発生した場合、根釧エリアで死者が10万人以上と想定されています。海岸沿いに位置する浜中町も甚大な被害を受けることが考えられており、その被害を防ぐために「浜中町津波避難計画」が策定されています。地震発生時の対応がまとめられており、浜中町内では大津波を想定した防災訓練も実施されています。そのなかでも津波発生時の避難先となる津波避難タワーは町内4箇所に設置される計画で、多くの命を守るための防災対策が考えられています。
津波発生時を想定した体験型VR動画