ABOUT TOYOKOROとよころってどんなとこ?
豊頃町は、北海道十勝地方の東南端に位置する、農業と漁業を基幹産業とする人口約3080人の町です。町名の由来はアイヌ語の「トエコロ」で、「大きなフキが生えていたところ」といわれています。
明治13年(1880年)に大津外4郡戸長役場が置かれたのを開町として、令和2年に140年を迎えました。
平均気温は夏は約20℃、冬はマイナス10℃前後。
秋から春にかけて晴天日が非常に多く、南部は海沿いのため、夏には海霧が発生することがあります。海も大地もある自然豊かな土地であるため、馬鈴薯や小麦といった農作物から鮭のような水産物まで特産品も豊富です。
また、子育てや移住関係の制度に非常に力を入れており、町民の未来を守り導く思いが随所に感じられる町でもあります。も多くあるので個人にも家族連れにも人気がある観光地が点在しています。
海と大地のまち
大津漁港
大津漁港は豊頃町の漁業を支える重要な漁港です。大津漁港は、昭和27年に第1種漁港に指定され、昭和44年には第4種漁港に指定変更されました1。昭和54年には、掘り込み式の漁港が完成し、豊頃町の漁業発展に貢献しています。
漁獲量
大津漁港の漁獲量は、十勝沿岸4町(広尾町、大樹町、豊頃町、浦幌町)の約10%、漁業生産額については約18%(平成16年『十勝の水産』より)となっています。 また、漁獲量に占めるサケの割合が平年で8割以上と高い水準にあります。
サケ
大津地域の漁業活動は、サケの人工ふ化放流事業の成果により、さけ定置網漁業の水揚量が約 92%、金額については約87%(平成17年『十勝の水産』より)を占めており、陸揚げされるサケの多くは釧路市の水産加工場に出荷されています。
秋の風物詩 鮭の一本釣り
サケの一本釣りは、釣り愛好者や観光客に人気になっています。シーズンになると毎年多くの釣り愛好者がサケを釣り上げるために大津漁港を訪れます。垂らし釣りの釣り竿がずらっと並んでいる景色は圧巻です。
WEBhttps://www.toyokoro.jp/豊頃町の漁業について
農業
豊頃町の農業は、肥沃で広大な土地資源を活かして、大規模で機械化された生産性の高い農業が展開されており、耕種部門は豆類、じゃがいも、小麦、てん菜の畑作物と大根等の野菜作物が主になっています。農家一戸当たりの平均耕地面積は54haと全国平均の22倍です。
じゃがいも
冷涼な十勝・豊頃の気候が育むじゃがいもも昼夜の寒暖差がでんぷん質を蓄え、栄養価の高いじゃがいもが生まれます。また、豊頃町は豊富な種類のじゃがいもを生産しております。ホクホク食感の「男爵」や、紫色の「シャドークイーン」、サツマイモの甘味を感じる「インカのめざめ」など数多くのじゃがいもが豊頃町では生産されています。
酪畜産業
北海道の豊頃町は、豊富な自然資源と寒冷な気候が育む新鮮な牧草地に恵まれ、乳牛を中心とした酪農経営が主となっていますが、近年では肉牛の需要が高まっており、飼育頭数が増えています。
チーズ
町内には、夢みるくの会というチーズ作りの会があり、搾りたての生乳を使い、5人のチームワークで手作りされたチーズが販売されています。クセが少なく日本人好みの味わいで、ゴーダチーズ独特の臭みを抑え、まろやかに仕上がっています。ふるさと納税の返礼品としても人気があり、在庫がなくなるほどの需要があります。
WEBhttps://toyokoroinfo.com/「夢みるく」手作りチーズセット
WEBhttps://www.toyokoro.jp/豊頃町の農畜産業について
豊頃の秋の味覚を余すことなく味わうことができるお祭りです。観て、食べて、遊べる、豊頃の秋を堪能できる、風物詩ともいえるお祭りです。鮭のつかみ取りなど多数の催しを実施。各露店市、姉妹都市物産の販売など、この機会だからこそ手に入れられる産品もたくさんあります!
実施時期 | 9月下旬から10月上旬 |
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会場 | JAとよころ 多目的広場 |
主催 | とよころ産業まつり実行委員会 |
お問い合わせ | 豊頃町役場 企画課 商工観光係 Tel 015-574-2216 |
WEBhttps://www.toyokoro.jp/とよころ産業まつりについて
豊頃町開拓の祖 二宮尊親ってだーれ?
興復社二宮農場の創設者二宮尊親は、二宮尊徳の孫として、安政2年11月16日、現在の栃木県今市市に誕生。明治29年興復社再建のために北海道開拓を決意し、社員等4名とともに渡道。明治30年牛首別興復社の設立認可を受け、3月3日第一期移住民15戸を引率し、4月8日牛首別原野に到着。この年郷里から家族を呼び寄せ、茂岩に居住することとなった。以来明治31年第二期入植者23戸、明治32年第三期入植者14戸、明治33年51戸、明治34年14戸と続いて入植し、尊親自ら陣頭に立って寝食を忘れて指導に当たった。明治40年入植以来10年にして開拓の方向も定まり、各農家も経営の安定を見るに至ったので、福島県中村に転住。その後は年に数回実情の把握および指導のため現地入りしたのである。
この間、十勝にあっては農会長、学事会員、その他の公職に推され、依田勉三、関寛斎らが尊親を訪れたこともあった。郷里に帰った後も、尊徳遺稿一万冊の整理、「二宮尊徳遺稿」の編集著作に専心する傍ら、農業関係、金融関係、教育関係の公職及び実務に当たり、現西宮市報徳学園の二代目校長などを務め、大正11年11月東京において68歳で病死した。
そんな二宮尊親は正式には「たかちか」と読むが、豊頃町二宮地区では敬意を込めて「そんしんさん」と呼ばれている。
二宮尊親は何をしたの??
ウシシュベツからの開拓
二宮尊親は、北海道開拓の地として本町のウシシュベツ原野(現在の二宮地区)に辿り着き、ここは新しい村づくりに適した理想の地であるとして、その一画に入植しました。そこから、尊親は自ら先頭に立ち、開拓の仕事を助けました。 豊頃町では尊親がウシシュベツ原野に辿り着いた日を「探検記念日」と定めています。
興復社農場の誕生
当時の北海道の一部ではすでに大農場ができており、大農場の小作人として働く人が大勢おり、小作人が土地を取得して独立して農民にることは難しかったのです。しかし、尊親と移住民一同が協議し、組合規約の制定や「芋コジ」と呼ばれる勉強会を行ったことにより、農民の意欲を高まり、興復社農場が誕生し、そこから農業開拓に努めました。
現在「報徳のおしえ」を広める
報徳のおしえは、至誠、勤労、分度、推譲の四網領から成り、自然の徳や恩に報いることをいいます。尊親はこの考えのもと、農民に対して、苦しい環境を乗り越えるための自助努力と助け合いを諭し、立ち向かうよう鼓舞し、開拓を進めました。報徳の精神は今も受け継がれており、町内の小中学校では、「報徳のおしえ」を学ぶ授業が行われています。
WEBhttps://www.toyokoro.jp/二宮尊親について
フォトスポットと
アウトドア
豊頃の大地のシンボル
「はるにれ」
「はるにれの木」は北海道豊頃町のシンボル。左右いっぱいに大きく枝を伸ばした大木のはるにれ。実は2本の木が一体化して美しい形を作った珍しいものです。推定樹齢は約150年。雨の日も風の日も決して離れることなく寄り添ってきた2本の木は、まるで永遠の愛を誓い合った恋人たちのよう。春夏秋冬、それぞれの表情を見せてくれ、多くのカメラマンを虜にしてきた人気のフォトスポットです。
はるにれの四季
春のはるにれは、夏に比べると緑が薄く、穏やかな印象があります。
夏のはるにれは、一般的に緑色の葉が茂り、木全体が生気に満ちています。
秋のはるにれの姿。まだ薄暗いなかで撮影された1枚は、もの哀しい表情を見せます。
冬のはるにれは、まわりの雪景色と調和し美しい姿を見せてくれます。
撮影ガイド
駐車場について
無料駐車場を利用してください。
緊急車両などが通行できない可能性があるため路上駐車はご遠慮ください。
多くの方が駐車できるよう、車を詰めて駐車するなどご協力お願いします
禁止事項・注意事項
はるにれの木は牧草地に立っています。通路以外の侵入はご遠慮ください。
服装・装備
平均気温は夏が約20度、冬はマイナス10度前後です。夏場は30℃を超える日もあるので、暑さ対策は必須!冬場は帽子、手袋、ダウンなど必ず温かい服装でお越しください。年間の降水量は1000mm程度と少なく、晴れた日が多いです!
WEBhttps://www.toyokoro.jp/ハルニレの木について
ハルニレハウス(休憩施設)
休憩所
開館日 | 冬季閉館 |
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海からの手紙
「ジュエリーアイス」
豊頃町のジュエリーアイスは、大津漁港の氷で作られた特別な氷彫刻。氷の中に美しい花や宝石が閉じ込められ、透明感と輝きが絶妙なバランスで調和。寒冷な気候と豊かな自然が育んだ透明度の高い氷は、贅沢なアート作品として観光客や地元住民に楽しまれています。ジュエリーアイスは冬の北海道の魅力を象徴し、氷の美しさを通じて訪れる人々に感動を与えます。
様々な表情を見せる
ジュエリーアイス
撮影ガイド
駐車場について
海岸には車の乗り入れができませんので無料駐車場を利用してください。
緊急車両などが通行できない可能性があるため路上駐車はご遠慮ください。
多くの方が駐車できるよう、車を詰めて駐車するなどご協力お願いします
禁止事項・注意事項
海岸周辺は住宅地があり、多くの住民が居住するエリアです。
特に夜間や早朝に見学する方におかれましては、特段のご配慮をお願いいたします。騒音を防ぐため、停車時はエンジンをお切りください。車のドアの開閉はお静かに。
道路に広がって歩く等の行為は危険ですので歩道を歩いてください。
ごみは捨てずにお持ち帰りください。
住民の方々への迷惑になりますので、夜間・早朝は大声を出したり、騒がないでください。
服装・装備
早朝6:30~7:30頃は最低気温をマークします。-20℃を超えることがあります。寒さに合わせて適切な服装でジュエリーアイスをお楽しみください。極度の低温で電圧が低下するため、電子機器(携帯電話、カメラ等)の保温をおすすめします!
WEBhttps://www.toyokoro-kankoh.com/ジュエリーアイスについて
ジュエリーハウス(休憩施設)
休憩所
開館日 | 令和6年1月13日(土)~3月3日(日) |
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開館時間 | 午前7時30分~午後3時00分 ※休憩スペースオープン、ジュエリーアイス写真展示、産直販売(期間限定) |
トイレ
利用時間 | 24時間ご利用可能(※休憩所開館期間中) |
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撮影を楽しむ
アウトドア環境
近隣キャンプ場:
茂岩山自然公園キャンプ場
設備 | 料金 | |
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キャンプ場 | 1泊 300円 | |
バンガロー | ||
A(6人用) 炊事場、コンセントあり |
日帰り1,500円 宿泊3,000円 | |
B(4人用) 炊事場、コンセントあり |
日帰り1,000円 宿泊2,000円 | |
C(2人用) | 日帰り500円 宿泊1,000円 |
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寝具1式(マット、毛布、枕) | 600円 |
様々な自然風景を楽しめる
サイクリング
海や畑、湖といった様々な自然風景があるため、走っていると景色の移り変わりを楽しめます。「二宮史跡コース」、「十弗見晴らしコース」など様々なサイクリングコースがあるので、走るたびに新しい発見があります。
WEBhttps://www.toyokoro-kankoh.com/とよころサイクリングマップ
移住・定住
よいところ、とよころ
豊頃町では、保育所、幼稚園、小中学校があり、教育環境も整っています。また、子育て世帯には、出産祝い金や保育料補助制度、高校生まで医療費無料制度など、様々な支援制度があります。医療/福祉についても、小児科、介護施設、デイサービス施設がある他、様々な支援制度でサポートいたします。また、住まいについて豊頃町では、空き家・空き地の利活用による移住・定住の促進を図るため、空き地の購入、空き家の賃貸料の一部に対して補助金を交付しています。住宅購入補助制度や家賃助成制度、公営住宅、賃貸アパート・マンション、空き家バンクなど、様々な制度で移住定住をサポートします。
子育て・教育
児童福祉
1保育所
認可保育所の「茂岩保育所」と、へき地保育所の「大津保育所」の2か所あります。
WEBhttps://www.toyokoro.jp/詳しくはこちら
2学童保育所
日中、家庭において保護者等の保護(保育)を受けることが難しい小学校1年生から6年生のお子さんを集団保育し、放課後の健全な育成を図ることを目的に設置しています。
WEBhttps://www.toyokoro.jp/詳しくはこちら
3子育て支援センター
地域の子育て中の家庭における育児不安などについての相談指導、育児支援や子育てサークル活動を行う人の育成・支援を行います。
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4学校
小学校が「豊頃町立豊頃小学校」と「豊頃町立大津小学校」の2つ、中学校は「豊頃町立豊頃中学校」が1つあり、報徳の教えのもと授業を行っています。
WEBhttps://www.toyokoro.jp/詳しくはこちら
支援制度
1高校生まで医療費無料
乳幼児等に対し医療費を助成することにより、子ども達の健全な成長と保健の向上に資するとともに、福祉増進を図ることを目的とします。
2入学祝金(小学校:3万円)
子育て支援策の一環として入学祝金を支給し、自動の健全な育成を増進することを目的とします。
3修学旅行費交付金(小学生:1万円 中学生2万円)
修学旅行費の一部を交付することにより、教育環境の充実を図り、ライフステージに合わせた切れ目のない支援を行います。
4高等学校就学助成金(月7,000円)
高等学校等に就学している生徒に必要な就学費用の一部を助成することにより、保護者の経済的負担を軽減し、生徒の健全な育成を推進することを目的とします。
WEBhttps://toyokoroinfo.com/詳しくはこちら
報徳のおしえ
豊頃町は、二宮尊徳が独学で学んだ神道・仏教・儒教などと、農業の実践から編み出した報徳の教えを大切にしています。
豊頃町は、この報徳の教えを基に、子どもたちに「報徳のおしえ」を学ぶ授業を行っています。 この授業では、報徳の教えを分かりやすく伝えるために、「子ども報徳訓」というものを制定し、授業を行っています。子どもたちは、この報徳の教えを胸に刻み成長していきます。
報徳の教えは、至誠、勤労、分度、推譲の四綱領から成り、自然の徳や恩に報いることをいいます。最も核となるのが、「至誠」です。人間の根本を形成するもので、「誠」「真心」をもって一心を貫き通すこと、影日向なく真面目に生きることを言います。至誠が報徳の土台となり、それを支えるのが勤労、分度、推譲の三本足です。
また、自然と共生すること、人と人とのつながりを大切にすること、そして、真心をもって生きることを教えています。 この教えは豊頃町の歴史や文化にも深く根付いており、豊頃町の魅力の一つとなっています。
報徳に学ぶー豊頃町のまちづくり ひとづくりー
- 報徳に学ぶ~まちづくり
- 報徳のおしえと学校
- 子ども報徳訓
- 刊行物一覧
- 二宮尊徳・尊親に学ぶ報徳図書
- 郷土資料情報室 歴史の森写真館
WEBhttps://toyokoroinfo.com/報徳のおしえについて
移住計画ガイド
豊頃の日常生活をちょっと体験
豊頃町では移住定住を考えている方を様々な助成金制度などからサポートいたします。
また、いきなり移住するのは難しい…。短期でいいから一度過ごしてみて決めたい…。
という方も多くいらっしゃいます。
そんな方に町内における日常生活を体験できる機会を提供する、豊頃町農ある暮らし移住等体験用住宅をご用意しております。
移住体験住宅
滞在期間
1ヵ月~6ヶ月(予約がない場合に限り6ヶ月の延長が可能)
通年利用可
申込条件
豊頃町 農ある暮らし移住等体験用住宅設置要綱の内容を遵守していただける方。
北海道や十勝への移住、二地域住居に関心のある方。
事業の趣旨に賛同してアンケート調査にご協力いただける方。
聞き取り調査や、ホームページへの写真等の掲載、調査データ等の活用に対する承諾、マスコミ取材へのご協力をいただける方。
使用料
利用時期 | 費用 | |
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夏期 (4月〜10月) |
3か月以内の利用 | 月69,000円 |
3か月を超える利用 | 月49,000円 | |
冬期 (4月〜10月) |
3か月以内の利用 | 月49,000円 |
3か月を超える利用 | 月29,000円 |
料金には、電気料、上下水道料,、インターネット使用料及び放送受信料が含まれます。 清掃費として1回の利用につき20,000円をいただきます。